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泌尿器科クリニックの表と裏。性病科って?
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『当クリニックは日曜日も診療しております。』

開業当時は日曜日はお休みでしたが、平成16年1月より1年間限定テスト形式で(日曜日開けたはいいけど患者さんが予想ほど来なければいつでも止めれるように)始めました。

1年間限定のはずがズルズルと今日に至っております。

目的としては、性病科は比較的患者層が若いのでお仕事お休みの日に開けておけば来やすいだろう、と表向きは患者さんへの配慮から我が身を犠牲に・・・
でもホントの理由は当時やらないわけにはいかないほど厳しい財政状況で、貧乏ヒマなしっ!休んでいる場合ぢゃないっっ!
それに日曜日に仕事してれば院長もゴルフに行けず散財も出来まいてと・・・

現在、財政難を何とか乗り切りそろそろ日曜日はお休みにするかな?ってゆーか、休みてぇ!

未だに医師会にも保健所にも届けを出していないし建前上は日曜休診。いつ何時止めてもいいので気楽だ~
と思っていたら、大森医師会のHPではしっかり日曜日診療となっておりました。止めるに止められねぇ・・・

というわけで今後は、

『当クリニックは日曜日も診療することがございます。』

とお考え下さい。

日曜日はこちらの都合でいつでも休診に出来る不定期診療といたします。

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高橋英樹さんが「同じ成分、同じ効き目でお薬代が約半額・・・」
CMでおっしゃっております。
おいらは桃太郎侍や遠山の金さんをリアルタイムで見ていた世代。子供のころは正義=桃太郎侍。正座をして英樹さまの勇姿を毎週楽しみに見ていたものです。
その憧れの英樹さまがそうおっしゃるのならうちのクリニックもジェネリック採用だぁ!

さて、その魔法のようなお薬。では何故安いのか?薬を作るには研究して開発して治験して厚労省の認可をもらってようやく販売。使って貰わなきゃならんのでお医者さまをせっせと夜の街へと接待して・・・と莫大な時間と費用がかかります。

それに引き替えジェネリック。特許切れを良いことに同じ薬を作る→開発費がかからないので安くできる→それを全面にアピール→患者さん食いつく→世の中ジェネリック万歳~!まぁ、言うならば、後出しジャンケンだな。勝つに決まってる。

『同じ成分なら同じ効き目だろう・・・』(希望的観測にすぎない。成分は確かに同じだが添加物は違うし、そもそも治験やってないんだから。)

患者さんによっては「あまり効かない気がするから元に戻して欲しい。」という例もあることはこの際触れてはならない。
世の中、風速100m/sくらいの勢いでジェネリック風が吹いているから。批判的なこと言うと意地悪されそぉだからこの辺でやめとこ。

患者さんにとっても社会保険庁にとっても何より安いが1番ですよねぇ?
もちろんお医者さんもジェネリック出すだけで2点GETするからおっ得ぅ~


お医者さんが趣味で自由に身体をいじくり回したり自由に写真撮ったり、効くかどうかわからない薬を自由に試したり・・・

おぉ!自由って何でもアリだ!自由ってなんて素晴らしい!お会計も自由に設定でき「「診察料20万、薬代10万の合計30万円になりま~す!えっ?持ち合わせがない?大丈夫、当クリニックではカードも使えますので安心で~す。でも領収書は発行できませ~ん(はぁと」

・・・冗談だってっ!まさか本気にする奴ぁいないと思うけど、でも実は半分はホント。

保険証を使わない『自由診療』とはその診療に対しての医師の診療報酬が自由設定ということ。
その反対に保険証を使う場合『保険診療』となり、診察料から検査料、薬に至るまで全~部厚労省が決めた保険点数なるもので決められています。
ですから、この道60年そろそろ耳が遠くなってきた超ベテランおじいちゃん先生が診ても今年国家試験合格した若手バリバリの研修医が診ても同じ値段です。

『保険診療』はその診療すべてに金額が決まっているだけでなく、その診療内容も決められております。チェックが厳しく好き勝手に診療できないので医療機関の較差はほとんどありません。
それに対して『自由診療』はブラックジャックが診れば1千万でもOK。ただし患者さんが納得の上なら。チェック機関は税務署のみ。たま~に捕まる医療機関も。
ボッタクられて泣きながらうちに来た患者さんに「訴えられませんか?」と相談されるもおいらでは力になれませんでした。だって合法なんだもーん。1週間毎日注射打たれて合計で12万円以上支払ったそぉな。うちに初めから来てれば多くても1万円で済んだのにね。さすがに同情はしました。

だからって『自由診療』がすべて悪ではない!保険診療に縛られて適切な治療や検査が出来ない場合だってあるのだから。ごくごく一部のボッタクリに気をつけるため性病で医療機関を受診する際は必ず保険証が使えるか?使えない場合はいくらくらいかかるかあらかじめ電話しておきましょうね。
今や医療機関はサービス業です。ですからお客様(患者様)の満足するサービスを提供しなければなりません。お客様(患者様)はそのサービスの善し悪しをご自分で判断し気に入らなければ「行かない」という選択が可能となります。医療機関や医師は今や星の数ほど、掃いて捨てるほど存在します。お客様(患者様)はお気に入りのところでのみ受診されれば良いのです。我々医療機関にとってお客様(患者様)は神様でございます。神様、仏様、患者様。・・・えっ?何か失礼が御座いましたか?
へへぇ~m(_ _)m 平に平にご容赦くださいませぇ~
ところでおいらが言うのも何ですが、病院が嫌いです。なんか堅苦しくて。怪我して整形外科に行ったことはここ15年で2回くらいありますが、きっとこの先も命に関わることがない限り病院には行かないでしょう。その病院嫌いのおいらですが、最近子供を連れて行く機会が何度かあります。受付のおねぇちゃんが「○○様ぁ~、○○△△様ぁ~」おいおい、1歳やそこいらのガキに「~様」は無ぇだろ?「おいらが堀の中にいる間にすっかり世の中変わっちまった~」の如く、「しばらく病院行かない間に・・・」カルチャーショックです。
昔は肝っ玉母さんみたいな看護士さんと見るからに怖そぉなお医者さんってイメージだったけどなぁ・・・
確かに失礼があってはならないとは思うよ。だからって「~様」ぢゃなくたって良いだろ?これっておいらの傲りなのでしょうか?当クリニックでは患者さんはあくまで患者さんです。患者様ではありませんので○○様と呼ばれたい方はご遠慮くださいませ。目指すは躊躇することなく気軽に入れるアットホームな泌尿器科(性病科)ですので・・・
性病科はいろいろな患者さんがいらっしゃいます。その中でも「性病にかかったことを嫁さんに内緒にしたい。」という患者さんが結構多いですね。そのため健康保険を敢えて使わない方もいらっしゃいます。気持ちはよ~くわかりますが、そういう患者さんへ。当クリニックは泌尿器科がメインですよ~「泌尿器科を受診」=「性病」ではないはずです。「トイレが近くて(頻尿で)心配だから・・・」とか「尿の出方がなんか気になるから・・・」とか「背中に何となく違和感があって結石とか心配だから・・・」など何とでも言いようがあると思いますよ。せっかく3割負担でできるんだから・・・ところで、一番困る患者さんは「嫁さんに性病移した可能性があるので薬を嫁さんの分も下さい。」これはまだいい、自由診療で良いならあげますよ。「性病は内緒でどうにか嫁さんに薬を飲ませる方法を教えて下さい。」おいおい、それって犯罪じゃねーか?「嫁さんに移したかも。内緒で確認したいのですが・・・」これなら内緒で確認する方法知っていますよ。「あなたがしっかり治療した後もう1度嫁さんとやって症状が現れなければセーフ、また症状が出たらアウトです。」


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草野球・アウトドア・海釣り
自己紹介:
長いものには巻かれず理不尽なことが大嫌いな性格でかなり人生損をしているような気が・・・
おいらの男気を理解してくれる味方は多いが、その数倍敵もいたりして・・・
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